コラム

【3分でわかる】食品ロス(フードロス)とは?―まだ食べられる食品を捨てないための工夫

食品ロス(フードロス)とは、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品のことです。売れ残りや食べ残し、手をつけないまま捨てた食品などが当てはまります。国際的には、収穫段階から小売の手前までに失われるものを「Food Loss」、小売・外食・家庭などで捨てられるものを「Food Waste」と区別します。(※1)日本では、事業者や家庭から出る、まだ食べられる食品の廃棄を「食品ロス」と呼んでいます。食品ロスは、食べ物を無駄にするだけでなく、生産や輸送、廃棄に使われるエネルギーや資源も無駄にし、環境への負荷を大きくするため、減らすことが求められています。

 

 

どのくらい捨てられている?

日本の食品ロスは年間約461万トン(2024年度推計)。1人当たりに換算すると、毎日おにぎり1個分(約102g)の食べ物を捨てている計算です。(※2)約半分は家庭から出ており、「食べ残し」「手をつけずに捨てる」「野菜の皮のむきすぎ」が主な原因です。(※2)(※3)

 

食品ロスを減らすためにできること

買い物や調理、外食の仕方を少し変えるだけで、食品ロスは減らせます。

買い物の工夫: 冷蔵庫の在庫を確認してから買い物に行きます。すぐに食べる食品は、棚の手前から取る「てまえどり」も有効です。(※4)

期限表示の理解: 「賞味期限」はおいしく食べられる期限で、過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではありません。「消費期限」は安全に食べられる期限で、過ぎたら食べないほうがよいとされています。(※5)

調理やイベント運営の工夫: 食べきれる量を作り、外食でも食べきれる分だけ注文します。また、バレーボールネーションズリーグやワールドクライミングなど、一部の国際スポーツ大会では、運営スタッフにミールチケットを配布し、必要な食事を受け取る方式にすることで、弁当の余剰や廃棄を減らしています。(※6)

 

これだけ覚えておけばOK

食品ロスとは、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品のこと。日本では年間約461万トン、1人当たり毎日おにぎり1個分が捨てられています。買い物や調理、外食での小さな工夫が、削減につながります。

 

 

参考・引用

(※1)FAO「Food Loss and Food Waste」

Food Loss:https://www.fao.org/platform-food-loss-waste/food-loss/introduction/en

Food Waste:https://www.fao.org/platform-food-loss-waste/food-waste/introduction/en

(※2)消費者庁「食品ロスについて知る・学ぶ」

https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/information/food_loss/education/

環境省「我が国の食品ロスの発生量の推計値(令和6年度)の公表について」

https://www.env.go.jp/press/press_05155.html

(※3)環境省 食品ロスポータルサイト「消費者向け情報」

https://www.env.go.jp/recycle/foodloss/general.html

(※4)農林水産省「食品ロスの削減」(令和6年度 食育白書)

https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/wpaper/r06_minna/html/part9.html

(※5)農林水産省 子どもの食育「消費期限と賞味期限」

https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/kodomo_navi/featured/abc2.html

(※6)JSPIN(スポーツ庁)コラム「バレーボールネーションズリーグ2024福岡大会【Part 2】」(2024年11月21日公開)

https://jspin.mext.go.jp/column/cb2/

 

 

SDGs JAPAN PORTAL編集部

 

 

 

関連するゴール

関連するテーマ

ページのトップへ戻る